その他

2025年04月11日

今後の活動は note と X にて

2年ほど前から note さんからのお誘いをいただいておりました。

仕事がだいぶ落ち着いてきたのをきっかけに、先日初めて note と X のアカウントを開設しました。( note の担当者さんから、X と連動させてほしいという要望でした。)

このブログの代わりに、今後は note と X を使っていくつもりです。興味がございましたら、フォローをしてみてください。

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最後の2年間はほとんど更新しておりませんでしたが、今までこのブログをご愛顧いただき本当にありがとうございました。
keizaiwoyomu at 20:25|この記事のURL

2025年02月10日

『投資戦略フェアEXPO 2025』のお知らせ

3月1日開催の『投資戦略フェアEXPO 2025』で講演する予定です。
同フェアではこれまで15年以上にわたって講演をしてきましたが、今回は過去最高の内容となると自負しております。興味がございましたら、いらっしゃってください。

お申込みは、こちらからどうぞ。

【追記 2025.4.11】講演を振り返ってみると、今回の世界的な株価暴落を鑑みても、とても良い内容になっていたと思います。
keizaiwoyomu at 11:50|この記事のURL

2023年07月18日

対談本のご紹介

私と岡村友哉氏の対談が書籍になりました。興味がございましたら、ぜひご覧ください。

お金を10倍に増やす株の見つけ方
岡村友哉
サンクチュアリ出版
2023-07-12


keizaiwoyomu at 23:13|この記事のURL

2022年01月25日

マーケットに参入する初心者への注意点

私はファイナンシャルアカデミーの株式投資スクールにおいて、自分のオリジナリティーが出せる授業を2コマ(全体相場分析、定性分析)に絞って担当しています。

昨年は8月に授業を行ったのですが、初心者の方が多いということもあり、「マザーズ株に投資するのは控えてほしい」と申し上げました。

その理由は、初心者にとって変動率が高いマザーズ株は2022年に向けてリスクが高すぎると考えたからです。当時から「2022年にはFRBが量的緩和を停止し、利上げに舵を切る」という見通しがあった中で、マザーズ株の高PER、または高PSRは正当化できない可能性が高かったのです。

定期的に行っているオンライン配信でも、昨年後半からマザーズ株は避けるように繰り返し申し上げてきました。

とくにマザーズのIPO株には絶対に近づかないように注意を喚起してきました。それは、東証の利益至上主義への転換という問題点に起因するのですが、その点については次回にでも触れたいと思います。

変動率が高いというのは、リスクが高いということです。リスク管理が実践できない初心者がリスクが高い市場に投資するのは、極めて怖い行為だと認識してほしいところです。
keizaiwoyomu at 10:17|この記事のURL

2021年01月29日

ブログの更新がなかなかできず・・・

今年に入っても多忙な日々が続き、ブログや連載コラムの更新も遅れ気味になっています。当ブログの更新がぱったり止まったことで、ご心配をおかけしているケースもあるようで申し訳ございません。

まずは2月1日に、現代ビジネス(マネー現代)の『経済ニュースの正しい読み方』の連載から再開いたします。昨年までと異なり、連載のペースが遅くなりがちになるとは思いますが、どうかよろしくお願い申し上げます。

keizaiwoyomu at 12:51|この記事のURL

2020年12月22日

来年はチャンスと捉えたい

例年どおり11月には、様々な新聞・雑誌から「来年の経済やマーケットはどうなるのか」聞きたいという依頼が来ましたが、今年はある新聞を除いてすべてお断りさせていただきました。

今後のコロナの情勢がどうなるのか読めないなかで、経済やマーケットの見通しを語るのは不可能だからです。

セミナー等でも繰り返し申し上げてきましたように、①コロナは第何波まで来るのか、②突然変異がどの程度起こるのか、③ワクチンの効果は長続きするのか、この3点について私たちはわからないことだらけです。

今年の秋までは経済にしてもマーケットにしてもわかりやすい動きをしていたものの、来年はそのメインシナリオすらも思い浮かばない状況です。しかしそういった時こそ、私たちは自らの考え方やスキルを磨くチャンスになると思っています。
keizaiwoyomu at 11:09|この記事のURL

2020年09月24日

もう少しお待ちいただければ

オンライン会議の普及によって、仕事が増えていると日々感じています。今のところ目先の仕事をこなすのが精一杯で、ブログの更新もいくつかの連載も滞ったままの状態が続いています。

ご心配をおかけして申し訳ございませんが、近いうちに「経済ニュースの正しい読み方」と「経済の視点から日本の将来を考える」の連載を再開する予定ですので、もう少しお待ちいただければ幸いです。
keizaiwoyomu at 10:26|この記事のURL

2020年08月26日

今後の新刊の予定

新型コロナ後の世界を予測するという需要が急増しているせいか、3月~5月のあいだに20冊以上の執筆依頼をいただきました。

今のところ、連載や新刊に十分な時間を費やすことはできないので、来年にかけて3冊に絞ってお引き受けしています。(そのうち、1冊はマンガ本です。)

スケジュール通りであれば、年内に1冊は出る予定です。読者の方々にはもう少しお待ちいただければと思います。
keizaiwoyomu at 12:00|この記事のURL

2020年08月17日

投資戦略フェア2020のお知らせ

8月29日開催の『投資戦略フェア2020』において、ライブ配信で講演をする予定です。3月に行ったライブ講演の続編になります。

お申込みは、こちらからどうぞ。

keizaiwoyomu at 14:10|この記事のURL

2020年07月16日

出版記念オンラインセミナー

7月29日に鈴木貴博氏の新著『日本経済予言の書』の出版を記念してオンラインセミナーが行われます。

私もゲストスピーカーとして参加します。

ご興味のある方は、以下のURLからお申し込みください。
https://the21seminar001.peatix.com/

keizaiwoyomu at 11:25|この記事のURL

2020年06月29日

歴史の教訓を無視する為政者たち

私は大学で歴史学を専攻しましたが、感染症の専門家と歴史の研究者の回答は同じです。それは、感染症には複数の波があるということ、感染を抑えるためには安易に規制を緩めてはならないということです。

しかし米国は、今回も歴史や科学の知見を活かすことができず、懸念していた第1波の再拡大を招いてしまいました。新規感染者数(7日移動平均)は6月25日に過去のピーク(4月9日の31,630人)を上回り、27日時点で36,408人にまで増加しているのです(グラフ参照)。

米国感染者最新

米国は経済活動を再開するのであれば、「外出時は必ずマスクをする」「ソーシャル・ディスタンスを保つ」など、各々の州政府がルールの周知徹底を行うべきだったと思います。おそらく、日本もこのままでは、米国と同じ行程を辿ることになるでしょう。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」―― 為政者にはこの言葉を肝に銘じ、しっかりと対応してもらいたいところです。
keizaiwoyomu at 12:49|この記事のURL

2020年06月24日

米国の新規感染者数のトレンド

米国の新型コロナの新規感染者数(7日移動平均)の推移を振り返ってみると、4月9日に31,630人とピークを打ったあと、6月9日に20,357人にまで減少しました。しかし、経済活動の無秩序な再開にともなって、6月22日時点で29,287人にまで増加しています(グラフ参照)。

いくら米国が世界一の超大国であっても、トップが無教養で歴史の教訓から学ばない人物では、経済と人命の双方が脅かされてしまいます。トランプ大統領が身内の共和党から離反を招くのは、もはや時間の問題のような気がします。この時期に支持者集会を開くなど、言語道断です。

アメリカ新規7日平均

keizaiwoyomu at 16:22|この記事のURL

2020年06月16日

日本で致死率が低い理由

ドイツの法医学遺伝研究所の研究成果によれば、新型コロナウィルスは主に「アジア型」と「欧州型」の2つのグループに分類できるといいます。

中国のコウモリから検出したウィルスの原型をオリジナルとすれば、中国や日本など東アジアで広がったウィルスは、原型から突然変異した「アジア型」です。幸いにも、アジア型はオリジナルよりも感染力や毒性が弱まっていたので、東アジアでの感染拡大ペースは緩慢であり、致死率も低かったというわけです。

これに対して、アジア型が欧州で拡大する初期にウィルスが突然変異し、感染力と毒性が強い「欧州型」へと変化していったといいます。フランスやイタリアで致死率が高いのは欧州型の割合が多く、ドイツが低いのは欧州型の割合が少ないの原因であると考えられています。

また、米国内でも欧州型が多いニューヨーク州とアジア型が多いカリフォルニア州では、致死率に2倍もの開きがありますが、これもウィルスの型の違いで大方を説明できます。

たしかに、致死率の差異は各国の生活様式や文化、医療制度の違いによるものも一部あるかもしれませんが、突然変異により変化するウィルスの型でほぼ決まると考えたほうが科学的であると思っています。
keizaiwoyomu at 13:22|この記事のURL

2020年05月14日

疫病が大流行すると、社会の制度が大きく変わる

中世(5〜15世紀頃)の西ヨーロッパでは、イギリス国王やフランス国王、ドイツ皇帝(当時のドイツは「神聖ローマ帝国」といい、国王は「皇帝」を名乗っていた)などがそれぞれの国の統治の分野で力を発揮する一方で、信仰の分野ではローマ教皇が絶対的な力をもって君臨していました。

統治の分野で支配階層の頂点に立つ国王は、同じ支配階層である大諸侯、諸侯、騎士、つまり貴族たちに領地を与え、その代わりに軍役を課し忠誠を誓わせました。こうした領地を媒介とした主君と家臣の契約により、中世の封建制度は成り立っていました。

彼らの領地を耕したのが、被支配階層である農民(=農奴)です。農奴は貴族から支配・保護される代わりに、賦役・貢納の義務を負っていました。西ヨーロッパの国々では、国王、大諸侯、諸侯、騎士の支配階層が領主となって、被支配階層である農奴を差別し、きわめて不自由な身分にさせていたのです。

しかし、14世紀にペスト(黒死病)が大流行すると、西ヨーロッパの人口の約3分の1が死亡してしまいました。ペストが大流行した背景には、十字軍によりヒトやモノの交流が盛んになった結果、商業・貿易が発展し、人々の移動が活発になったという事情があります。

大幅な人口減少に直面した西ヨーロッパでは、生き残った農民の待遇向上の必要性に迫られ、農奴の解放が進んでいきます。それは、封建制度の崩壊を意味しており、その結果、大諸侯・諸侯・騎士が没落する一方で、国王の権力が伸長していったのです。こうして、近代の中央集権国家が誕生することになったというわけです。
keizaiwoyomu at 16:12|この記事のURL

2020年02月12日

講演のお知らせ(詳細が決定)

投資戦略フェアEXPO2020(3月7日・土曜日)において、『世界経済の見通しと秘密の投資戦略』というタイトルでお話させていただきます。

昨年は基本的なお話をさせていただきましたが、今年はかなり実践的な内容となる予定です。

興味がございましたら、以下のリンクからお申し込みください。

お申込みをされる方は、こちらからどうぞ
keizaiwoyomu at 12:51|この記事のURL
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